ゲーミングデバイス体験会 @ E-WORLD大宮 レポート
目的
本イベントは、しじまアオ(@aoshijima)氏 が所有するラピッドトリガー機能搭載のゲーミングキーボードを中心に、「コレクションは積んでるだけではもったいない!」ということで様々なゲーミングデバイスを集め、参加者が実際に触れて体験する機会を提供することを目的として開催しました。
特に、国内で実物を見る機会が少ない海外メーカーの製品を紹介し、その性能を体感してもらうことで、先進機能をもつゲーミングキーボード、カスタムキーボードへの興味を持ってもらうことを目指しました。
イベント概要
- 開催場所: E-WORLD大宮
- 日付: 2024年3月19日
- 主催者: しじまアオ&G-anntena
- 参加人数: 12名
- 費用: 参加者一人あたり500円(会場利用代の一部として)
今回のイベントを開催するにあたり、ゲーミングブランド 株式会社合点 様に 参加者へのプレゼントとして合点マスキングテープをご提供いただきました。大変感謝いたします。
E-WORLD大宮というゲーミングカフェの特設会場で開催することで、実際にゲームをプレイしてその機能を試すことができるイベントという点が大きなウリです。実際に専門店や家電量販店でサンプルを触ることはできますが、PCにつないでVALORANTやKovaaksをプレイしながら試し放題!という機会は貴重ではないでしょうか。
一部店舗やネットカフェでは、同じような体験ができる場所もありますが、LogicoolやRazerなどの大手グローバルメーカーの製品が中心でした。今回のデバイスの品ぞろえは、体験需要が高いアイテムをそろえることができたと思います。
展示デバイスリスト(参加者持ち込みアイテムは掲載していません)
キーボード
wooting60HE |
wooting60HE (KS-20T、PCプレート、アルミケースカスタム) |
Drunkdeer A75 |
Drunkdeer A75 Pro |
Drunkdeer G65(金属ケース) |
ELECOM VK600A |
ZENAIM |
RAZER Huntsman V3 Pro |
Arbiterstudio POLAR65 |
YUKIAIM |
MONSGEEK M1HE |
VXE ATK68 |
Nitingale ver.LIT |
Logigool G913TKL |
RAKKA60 |
Wooting60HE+ |
マウスパッド
Superbeings Lab Memoria Pro |
Lamzu Energon Pro |
合点 Sleek |
合点 Grainy |
Infinity Mice Duel |
Pulsar ES1 |
Wraith Esports Blade X Japan Edition |
Xraypad Custom Mousepad |
Storia PB |
吉村特殊パーツ製作所 サラサラ質感・ゲーミングガラスマウスパッド |
LGG Saturn Pro Xsoft |
ESPTiger GRANDMASTER Jin |
ESPTiger CyberMia01 |
SOKU Kaizen Pro |
オーディオ
Fiio BTR15 |
Fiio Q11 |
たけやぶ 低歪ポタアンLT1399+LME49721 |
ぽっけ 面白いバランスアンプ |
Moondrop KATO |
Aune audio Jasper |
Sennheiser IE200 |
LETSHUOER x GIZAUDIO Galileo |
G4イヤホン Dracula |
マウス
G-wolves HTS+4K |
Pwnage Stormbreaker ver.nacho |
LAMZU Atlantis mini |
LAMZU MAYA |
WLMOUSE BeastX |
Sprime PM1 |
VAXEE NP-01S WL |
VAXEE XE WL |
POM-1 |
HC-KP |
Rapoo VT9 Pro |
イベント参加者からの評価
イベントは順調に進行し、参加者全員がラピッドトリガーキーボードを実際に使用し、ゲームプレイを通じてその性能を体感しました。以下のポイントが特に高く評価されました。
実機体験の貴重さ: 国内では入手困難な海外メーカーのキーボードを実際に触れる貴重な機会となり、参加者からは「初めて実物を見た」という声が多く聞かれました。
ラピッドトリガー機能の実感: 高速な反応速度が求められるゲーム内でその性能を直接体感できたことで、購入意欲が高まったとの声が多く聞かれました。特にFPSゲームやアクションゲームではその違いが顕著で、参加者からは「このキーボードが欲しい」との声が上がりました。
総合的な製品評価: 性能だけでなく、打鍵感や打鍵音、外観、質感などをじっくりと検討できました。実物を触ることで得られる情報は多く、購入検討に大いに役立ったと思います。
豊富な展示機の種類:今回のイベントでは、参加者の持ち込みも歓迎したため、キーボード以外にも体験できるデバイスが豊富にそろいました。特にマウスパッドに関しては国内外の貴重な製品が多く集まり、参加者もインゲームで試していました。
開催してよかったこと
実物体験の価値: 特に高性能なゲーミングデバイスは、実際に触れてみないとその真価がわからないことを再認識しました。参加者全員が満足しており、実物を体験することの重要性が改めて感じられました。
コミュニティの形成: 共通の趣味を持つ参加者同士の交流が深まり、イベントとして非常に盛り上がりました。初対面同士でもすぐに打ち解け、デバイスの話題で熱く語り合う姿が見られました。
幅広いデバイスの体験: キーボードだけでなく、参加者が持ち寄ったマウスやマウスパッド、高価なイヤホンやヘッドホン、ポータブルアンプなども試すことができ、多様なデバイスを一度に体験する貴重な機会となりました。
課題
アクセスの問題: 会場が都内から少し離れた大宮であったため、参加者からは「遠い」との声も聴かれました。しかし、大宮という立地の特性上、低予算で広いスペースが確保できたというメリットもありました。
スポンサーの不在: 今回は主催者個人の費用負担で行われたため、今後のイベント運営においては参加費の再検討や、スポンサー協力を募ることも検討します。
参加者が持ち寄ったデバイスを組み合わせてカラーテーマでセットアップしてみました
今後について
今後のイベントにおいても、実物を触れて体験できる機会を増やすことで、参加者の満足度を高めていきたいと考えています。
また、スポンサーを募り、より多くの参加者を受け入れるための会場や設備を充実させていくことも検討します。さらに、イベント内容を多様化し、デバイスの特長をよりアピールしやすい展示方法の検討や、最新デバイスの展示会を別途企画することで、より多くのゲーミングコミュニティを活性化させたいと考えています。
昨今では販売店や代理店がショールームを用意する動きも見られます。これは我々デバイスを比較検討して購入したい消費者にとって大変にありがたい取り組みです。しかし、今回のイベントのようにデバイスファンがお互いのコレクションを持ち寄り、体験できる場を用意することは、販売店や代理店の体験スペースにおいて「自社取り扱い商品しか置けない」という彼らの弱点をカバーすることができます。
また、日本国内にサンプル体験できる場を多く用意できない海外メーカーについても、同様の体験会を全国で持ち回り開催することができれば、低コストかつ少ないサンプル台数でも、日本で多くのファンを獲得することにつながるのではないかと考えています。
基本的にはファンミーティングの形ではありますが、この想いに共感してくれる方がもしいらっしゃいましたら、G-antenna @G_antenna_ までご連絡いただければ幸いです。ぜひ意見交換させてください。